Monthlyいきいき 第1号から抜粋

〜前向きなプロレスを目指して 塾長対談第一回ゲスト/活き活きレスラー佐野直先生〜その1

塾長(以下塾と略):今日はお忙しいにもかかわらず貴重なお時間を割いていただきましてありがとうございます。
佐野(以下佐と略):いや、大丈夫ですよ。
塾:いよいよ活き活き塾の歴史の第1ページが始まるわけですが、今回のテーマは「前向きなプロレスを目指して」というテーマです。差し支えなければまずは私と佐野先生の出会いからお話ししようかと思いますがいかがでしょうか?
佐:いいですよ。
塾:私は「100%前向きに」をモットーにした自己開発メソッドを提唱しています。世界中の皆さんにもっと前向きになってもらえるように日々研究しているのですが、そういった時間の流れのなかで、とあるセミナーで偶然にも佐野先生と出会ったのでした。
佐:ああそうでしたね。
塾:これは非常に偶然といいましょうか、私はこの出会いはある意味、必然であったと思う貴重な出会いだと感じました。私はプロレスというものにはあまり触れてこなかったんですが、初めて会った時にもう佐野先生は、馬場、猪木、そして佐野先生という、日本のトップのプロレスラーを代表するような存在として感じましたね。これは佐野先生ご自身がおっしゃっていたのですが、もはや時代は動いている、と。つまりもう俺の時代がきている、と。日本のプロレスは力道山に始まり、馬場、猪木、そして佐野がいる、と、このようにおっしゃっていましたね。
佐:まあ、そうですね。
塾:そしてその時私もある意味壁にぶつかっていた、といいますか、ある意味自己開発のプロセスの途上において模索する時期だったといいますか、そういうステージにたっていたということなんですけれども、私も自己開発のメソッドをどのように多くの人に伝えていけばいいかということについて日々研究していた時期でもありました。そこに佐野先生がヒントを、いやこれは啓示といってもいいかもしれませんが、そういった言葉の波動を感じた。つまり私がプロレスの興行と自己開発をミックスして、結合して、そうすればいいのではないか、と感じた、ということです。佐野先生が日本のトップレスラーであり、それが事実であり、まあ今の自分の中ではそれは100%の確信になっているんですが、やはりトップレスラーになるにはいわゆるそういう徳を積まなければならないわけですよね?
佐:そうですね。まさに塾長の言うとおりですよ。徳を積むことが大事なんです。
塾:佐野先生は、国際プロモーションという、非常にインターナショナルでワールドワイドな団体、といいますか、プロモーションに所属されていたわけですけど、そういったグローバルな視点から、今のプロレス界をちょっとうかがいたいのですが。
佐:そうですか。国際プロレスはですね、インターナショナルと言われれば、まあ地球人じゃないようなレスラーもいるんで当たってはいるんですけど、でも俺はあえて国際を批判したい。あれは維新力さんのお店の客と、森谷さんの客を除いたら、毎回10名も観客がいないんですよ。多くても20名くらい。それ以外はみんな招待客みたいなもんです。
塾:なるほど。それはまったく前向きじゃないですね。
佐:そうですね。どちらかというと後ろ向きなんですよね。大体俺は国際を愛しているから、こういうことをあえて言わせてもらうけど、中学生の工作みたいな怪人がいるような、いかがわしさというのがかつてはあったんです。これはプロレスをまったく知らない塾長には分からないことかもしれないけど、ヘルスエンジェルス、マミー、デモニオ、みんなユニ●ロのトレーナーになんか貼り付けたような怪人なんですね。ただそれは「それでいいや」という妥協の産物などではなくて、あえて中学生の工作みたいなのにしようという、積極的な考えに基いていたわけです。そういう前向きさがあったんですよ、かつての国際は。
塾:私も昔のプロレスというのは興味がありますね。ちょうど中学生くらいに、猪木対国際軍団3名によるデスマッチ、というんですか?そういう試合を見た記憶があるんですが、非常に前向きな3人だったような気がします。
佐:いや、ちょっと違うんですが。まあ続けると、かつての国際は大人の楽しみといえるいかがわしさ、怪しさというものが全く無くなって、普通のインディ団体に成り下がっている。ナイトメアとか入れたりね、そりゃ確かにいいですよナイトメアは。しかし普通にいいっていうだけ。この違いは分かりますか?俺が塾長にも、この活き活き塾の塾生にもきちんと提示したいのは、「どインディ」という団体のジャンルなんです。
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